凡夫の手記

日々、感じた思ったことなど

2020-01-01から1年間の記事一覧

慟哭

ざわつく。怒りで世界が覆われる。道端を仲睦まじく歩く男女の頭をかち割ろう。今日も空は曇天だ。 人が憎い。世界が憎い。信じてみた、誠意というものを。人全てを信じることはできなくともせめて誠意だけは信じてみたかった。 それでも世界は美しいと思い…

承認欲求と自己肯定感

SNS をやっているとしばしば聞く承認欲求と自己肯定感 。Facebook には結婚や旅行の報告を上げ、インスタには盛れた写真を載せる。ツイッターではそれを羨んだり蔑んだりする一方で、いいね・リツイート欲しさに裏垢女子だとか、ガセニュースをバズらせる人…

弱音・愚痴について

Twitterの身内しかいないような鍵垢で習慣のように何年も弱音や愚痴を吐いていた。気づけば弱くなっていた。そして、弱音を吐く悪影響について考えていた。 弱音を吐く悪影響(自身)卑屈になる他人任せになる (他者評価)近づきたくない魅力がない ・卑屈…

回想1-2

僕たちの通学路は田園地帯だったので、田植えの時期からコンクリートの用水路にはピンクの禍々しいジャンボタニシの卵がたくさんついていた。それを見て(いくらみたいな味がするのだろうか?)と小さなころから妄想していた。なので、友人達と笑いながらそ…

回想1-1

もう一つ思い出深い話がある。休日にいつも通り近所の友人と遊んでいた小3の僕は、小6の近所のお姉ちゃんと遊ぶことになった。お姉ちゃんは今までに会ったことない大人っぽさと影があった。お姉ちゃんに連れられて渡ったことのない川の向こうの駄菓子屋に行…

回想1

失い無くし消えていく。あれほどの後悔や痛みも時間と共に小さくなる。何度も擦った擦り傷、鋭く切り裂いた切り傷もかさぶたとなり消えていく。そんな友人たちを愛おしく弔いたい。【保育園、幼稚園】僕の最古の記憶は車の中でゲームボーイをしている。車が…

人は一人では生きていけないのかずっと考えていた

人は一人では生きていけないのかずっと考えていた。 一人で生きた人は一人で生きたゆえに何も残らず、一人で生きていけなかった人は人と繋がったゆえに「人は一人では生きていけない」という言葉が広まったと考えていた。 そんなことを考える僕はもちろんず…